『水曜どうでしょう』を視聴した後には、番組企画内で登場した場所を実際に訪れてみたいという方もいるのではと思います。
そこで今回は、水曜どうでしょう聖地巡礼【海外編】として、海外でのロケ地巡りの旅にご案内します。
・水曜どうでしょうの聖地巡礼【東北編】
・水曜どうでしょうの聖地巡礼【関東編】
・水曜どうでしょうの聖地巡礼【四国編】
・水曜どうでしょうの聖地巡礼【九州編】
【海外編】水曜どうでしょうの聖地を紹介
海外でも旅する一行、名シーン・名言多数発生!
「水曜どうでしょう」班がこれまでに実施した海外企画は多く、いわゆる「名作」も複数存在します。
まだ大泉が道内でのみ活動していたときは、「藤村Dのデスクに大泉のパスポートがある」と言われていました。(これはのちに実話であることが判明します)
海外でのあのシーン、あの名言をぜひ再現してみたい!というファンの方も多く、すでに多くの方が現地に足を運んでいます。
人気のある海外の「どうでしょう」的名所を集めてみましたので、ぜひ参考にしてみてください!
アデレード大学(オーストラリア)
企画名:「オーストラリア縦断3,700キロ」
アデレード大学とは
海外初企画!ではりきったどうでしょう班。
ところが大雑把な企画でおなじみの彼らを悲劇が襲います。
なんと、最終目的地アデレード駅目前でレンタカーが故障したのです。
当然レンタカー会社に連絡し、代車を待つことに……。
D陣は車を置いて出かけたため、大泉とミスターだけが現地に取り残されます。
その時間、1時間。大泉とミスターは一切言葉を交わさなかったそうです。
実はこのアデレード大学、日本人留学生を受け入れていることでも知られています。
さらにすでに「水曜どうでしょう」ファンが訪問していることも判明。
どうでしょうファンの行動力の高さは恐ろしいものがありますね!
ポイント
最終目的地は「アデレード駅」となっており、騎馬隊の銅像が有名です。
ランドクルーザーももちろんレンタル出来るとのこと。
日本からはまず成田から飛行機でオーストラリア・ケアンズへ。
ケアンズ到着後、国内便でアデレードにまで飛ぶコースがおすすめルートとなっています。
アデレードのおすすめシーズンはなんと2月。南半球ですからまさに夏真っ盛りとなります。
暑いので水分補給を忘れずに。
もちろん、暑いからといって車の上で目玉焼きを作ろうとしてはいけないのです。
フランス・凱旋門
企画名:「ヨーロッパ21か国完全制覇」「ヨーロッパリベンジ」など
フランス・凱旋門とは
ヨーロッパで行われた企画の全てのスタート地点が、このフランス「凱旋門」となります。
最新作「21か国完全制覇」ヨーロッパ旅でも、目的地はアイルランドのみであるにも関わらず、あえてフランスに立ち寄りましたね。
フランス「凱旋門」はレンタカーの「どうでしょう班」にとっては非常に相性が悪く、いつまでも凱旋門周辺をウロウロしてしまうという状態が続きました。
これは複数の旅案内でも注意ポイントとされているので、凱旋門から車で脱出するのは難しいということを、どうでしょうファンは覚えておきたいところです。
ヨーロッパ制覇Tシャツを大泉が着用するのも、ここですね。
ポイント
日本からフランスまでは直行便が出ています。
その時間なんと12時間!ただし乗り換えがないので安心です。
どうでしょう班と同じように「凱旋門をバックに写真撮影をする」ことは非常にメジャーな行為であるらしいので、問題なく楽しみましょう。
コミュニケーション能力が抜群の大泉さんたちだからなのかはわかりませんが、フランスは挨拶に厳しい国と言われています。
簡単な言葉はフランス語が望ましいです。
ともあれガイド付きであればツアーでも楽しむことが出来ます。
30万ほどあればチケットとホテルにガイド付きで楽しめるでしょう。
ベストシーズンは6月から10月と長め!
タマン・ネガラ国立公園(マレーシア)
企画名:「マレーシアジャングル探検」「ジャングルリベンジ」
タマン・ネガラ国立公園とは
「シカでした」から「動物は一匹もいません」までの名言を生み出した、マレーシアの動物観察小屋「ブンブン・ブラウ」の所在地です。
「動物観察」を目的としたどうでしょう班。
マレーシアのジャングルにまで足を運んで訪れた「ブンブン」は、木の上にある大変粗末な小屋でした!
電気も見ずもない「ブンブン」にて夜通し動物観察を行おうとする一同は、ついにとある動物を発見します!
マレーシアではさらに、藤村Dの「デブでヒゲだったらダメなのかよ」という文句のセリフも第一回どうでミー賞名言部門に入賞していました。
第一回で懲りず、さらに「リベンジ」してしまうどうでしょう班。
今度は「電気がなければトイレが出来ない」という大泉に悲劇が!
ファンならこのシリーズ、必ずチェックしておきたいところです。
季節によってはこの「ブンブン」予約が取れないこともあるそうです。
ポイント
マレーシアのタマンネガラ国立公園ツアー、格安旅行会社であれば5万円以下で旅に行く事が出来ます。
まれに原住民の方との接触もあるとか。大泉さんとのコラボ、見たかったですね。
「マレーシア ブンブン」で検索すると複数のどうでしょうファンの方がブンブン体験していることにも驚かされるでしょう。
ファンの行動力が強すぎます!
ちなみに「ブンブン」は前日予約制で、かなり人気があるとのこと。早めの予約が大切です。
ただし自然の状況や政治情勢などによっては、宿泊自体が出来ないこともあります。
コールドフット(アメリカ合衆国)
企画名:「北極圏突入 〜アラスカ半島620マイル〜」
コールドフットとは?
ミスター長年の夢「オーロラを見たい」。
これを叶える(という名目)ために、一同はアメリカからカナダに向かい、北極圏を目指します。
この企画は本格的なキャンピングカーに乗車したり、氷河ツアーを見るなど観光要素はかなり強めのものとなりました。
しかし、何と言っても「北極圏突入」と言えば「ビストロ大泉」初開店のエピソードが有名です。
増えすぎたパスタ、キャンピングカーの火災警報器が鳴るフランベなどは視聴者が大爆笑した場面でもあります。
そして以後、大泉=料理という図式が出来上がるのでした……。
無事にオーロラの町「コールドフット」に辿り着いた一同が、オーロラを見ることが出来たのかはぜひ本編を確認してください!
あまりの撮影の難しさに、一同はついに悪事に手を染めてしまうのでした……。
ポイント
コールドフットの宿で大泉が描いた「水曜どうでしょう」班の似顔絵トランプは、その後商品化されています!
公式サイトで確認できます。
テネシー州・バッファロー(アメリカ合衆国)
企画名:「アメリカ合衆国横断」
テネシー州・バッファローとは
アメリカ合衆国横断を敢行するどうでしょう班。
しかし数々のアクシデントなどに襲われ(一部藤村Dと大泉の悪ノリ)、ミスターはおかんむりの状態に。
確実に目的地に到着するため、車中の雰囲気を悪くしながらも、順調に道を進みます。
テネシー州ナッシュビル手前で宿を取ったどうでしょう班。
朝は大泉の渾身の「エルヴィスのモノマネ」で起床し、出発します。
そして車に手をかけたときに……。
「鍵がない」。これが有名な「インキー事件」です。しかも犯人はミスター。
これぞとばかりに喜びまくる大泉と藤村Dが酷いシーンです。
しかもこのあと、ホテルの部屋もインキーしていたという神のようなプレイをするのですから、ミスターには何かが憑りついていたとしか思えません。
残念ながら、宿泊した宿名が現在もって不明です。
しかしすでに何名かのファンがこの街を訪れています。
ポイント
ラスベガスでは賭け事、サンタフェでは大泉の食あたり、ホットスプリングスではミスターの指示を無視して温泉。
アメリカ横断はイベントも多く、楽しめる企画が多いものでした。
ですがダントツこの「インキー事件」はインパクトが強かったと言えます。
アメリカは広大です。広大すぎるので各州に直接アクセスできる飛行機が飛んでいることがあります。
ナッシュビルへはデトロイト空港からさらに国内線を乗り継ぐことでたどり着くことが出来るそうです。
テネシー州はカントリーミュージックが有名です。
もちろん大泉のように「ワゴンマスター」を口ずさみながら入国するのもOKでしょう!
ベーヴェルゲン(ドイツ)
企画名:「ヨーロッパリベンジ」
ベーヴェルゲンとは
「ここをキャンプ地とする!」の名言誕生の地です。
経緯はシンプルながらも根深く、ドイツのメルヘン街道を満喫したどうでしょう一行が、「夕食」と「宿」どちらを先に確保するか迷った挙句、「夕食」を選択。
結果、「宿」がどこも無くなるという悲しい話です。
この時、D陣はこんなこともあろうかとテントと寝袋を用意していたのですが、キャストであるミスターと大泉には一切何の用意もされておらず、ふたりは車中泊することに。
さらにこのとき、うっすらと車の窓が数センチ空いており、極寒の車中泊であったことを大泉は明かしています。
つまり「メシより宿」が、旅の基本なのです!
ポイント
ドイツへの旅行は基本、「一週間で最安でも10万」くらいはかかります。
添乗員がプラスされるとさらに5万円かかると予想しておきましょう。
どうでしょう班は「宿よりメシ」の方針を取ってしまったため、まさかの野宿となりましたが、この周辺はコンドミニアムなどが充実した地域で、宿もリーズナブルなものがそろっています。
ベストシーズンは5~9月。日本からドイツへの飛行機チケットは大人が一名10万円ほどとなっています。
羽田・成田・関西・中部から直行便が出ていますので、どうでしょうファンなら羽田でぜひドイツへ飛びましょう!
ムンク美術館(ノルウェー)
企画名:「ヨーロッパリベンジ」
ムンク美術館とは
「ヨーロッパリベンジ」の後半戦を彩る、大切なアイテム「ムンクさん」。
実はこれは、「ムンク美術館」で販売されているアイテムです。
あまりにも長いドライブで気持ちが折れる大泉。
彼は車内で歌い出し、自分の足が腫れるほど叩き、異常性を発揮します。(「水曜どうでしょうで最も辛かった旅」と大泉さんは述べています)
そこで投入されたアイテムが「ムンクさん」です。
空気を入れて膨らませるだけのビニール製ムンクさんですが、これは劇中でミスターと共に謎の連続ドラマ「フィヨルドの恋人」として使用されました。
ポイント
ノルウェーの首都・国内最大の都市でもあるオスロに「ムンク美術館」があります。
10時から16時までの営業時間で、入場料がかかることがわかっていますので、しっかりとお金の用意をしたいところ。
また、ノルウェーのオスロには「ムンク美術館」だけではなく「国立美術館」もあり、どちらにもムンク「叫び」が展示されています。
実はムンクの「叫び」は複数描かれたものなのです!これもびっくり情報ですね。
使われている言語が「ノルウェー語」であることも覚えておきましょう。
ホワイトホース(カナダ)
企画名:「ユーコン川160キロ 〜地獄の6日間〜
ホワイトホースとは
アウトドアの「ア」の字も知らないミスターと大泉が、藤村Dによって連れてこられたカナダの大地、ホワイトホース。
ここでガイドの熊谷さんと落ちあい、彼らは実際のユーコン川の流れを目の当たりにします。
「早すぎる!」という大クレームを飛ばすミスターと大泉でしたが、結局はそのままユーコン川下りの旅へ向かうのでした……。
実はこの「ユーコン川」、どうでしょうファンが最も楽しめる海外旅行先として提案出来る場所です。
なんとあの現地優秀ガイド、熊谷さんがどうでしょうファンのためにユーコン川ツアーを案内してくれています!
ポイント
ユーコン川の熊谷さんの旅行会社サイトは以下の通りです。
日本からはどうでしょう班と同じように、成田・羽田・関西からバンクーバーの空港にまずはアクセスします。
バンクーバーからホワイトホースへはさらに国内線を利用することで、到着します。
「ユーコン川日帰り弾丸ツアー」なるものも存在しているそうなので、これもまたトライしてみたいものです。
また、ミスターと大泉のようにジャージのみでカナダに行くのは無謀です。やめましょう。
ベストシーズンは8月とのこと。1月とかではないです……。
ホーチミン(ベトナム)
企画名:「原付ベトナム縦断1800キロ」
ホーチミンとは
「水曜どうでしょう」レギュラーシーズンの最終回。そして最終目的地がこのベトナムのホーチミンです。
通訳のニャンさんを初めとする個性的なメンバーで移動を開始し、しかもマイクが公安警察の都合上使用出来ないという、過酷な旅となりました。
ホーチミンではミスターがトランシーバーを紛失し、あわててミスターの奥様がホーチミンにまでトランシーバーを届けに現れるというミラクルも。
ゴールではあの鬼のような藤村Dが号泣するなど、ファンなら必見のシーンが収められています。
最終地のホテルは、Parkroyal Saigonという名称であることが判明していますので、すでに足を運んだどうでしょうファンも存在するのではないでしょうか。
ポイント
通訳のニャンさんは、なんと「ホーチミン地区代表ガイド」として現在も通訳のお仕事をされてらっしゃるそうです。
大泉の40歳誕生日パーティーにも呼ばれたそうで、現在もどうでしょう班とは交流があるとか。
日本からホーチミンへのアクセスはヨーロッパに比べると格段に飛行機の本数が多く、羽田・成田・関西はもちろん、それ以外の空港からも直行便が出ています。
ベトナムの通貨は「ドン」。
ホーチミン3泊4日であれば7万円以内でツアーがあると言います。
どうでしょう聖地巡礼海外編では最も身近な場所かもしれません。
お尻がランブータンにならないよう、注意しましょう!
クエンカ(スペイン)
企画名:「ヨーロッパ20ヵ国完全制覇 完結編」
クエンカとは
レギュラーシーズンを終えたどうでしょう班が、ヨーロッパを制覇するために訪れたスペインの都市が「クエンカ」です。
これは大泉の「小林製薬の糸ようじ」のモノマネが大ヒットした街です。
これだけであのクエンカの街並みが浮かぶようになれば、立派などうでしょうファンと言えます。
クエンカは実は世界遺産の都市で、スペインの都市バレンシアからのアクセスが推奨されています。
大泉のモノマネで撮影された空中都市はクエンカの中でも旧市街の部分なので、ガイドさんかタクシーを利用するとスムーズにアクセス出来るとのことです。
もちろんスペインの首都・マドリッドからもアクセス出来ます。
道中は坂道もあるので体力が必要とのことです!
ポイント
どうでしょう班がこのクエンカで宿泊したホテルが「パラドールデクエンカ」です。
ホテルの評判はすこぶるよく、大変心地よく過ごせるとのこと。
日本からスペイン・マドリッド空港の直行便は、現在は成田からのみとなっています。
費用を抑えるのであれば、途中香港やドバイなどで乗り継ぎをするコースを取ることも考えると良いでしょう。
また、スペインにはシエスタという14時から16時までの休憩タイムが存在しています。
この時間帯はなんと店舗自体がやっていません!
そのため、「ここだ!」という場所は午前中または夜に撮影または訪問することを激しくおすすめします。
加えてマグロなどの海産物も美味しいとの情報アリです。
まとめ
以上、水曜どうでしょうの聖地巡礼地【海外編】を紹介しました。
番組を視聴した後に現地を訪れると、楽しさが倍増するかと思います。
また気軽に旅行に行けるようになったら候補地として検討してみてくださいね。